果たして自分はジャニヲタなのか
逆に言うと3年前まではジャニーズに関する知識はまるで持っておらず「担当」と呼ばれる単語があることなどもちろん知らなかった。「チケット譲ります」という文言は自分で取ったチケットで余ってしまったうちの数枚を他人にタダであげますよ〜と言っているんだというとんでもない解釈を持っているほどだった。(この件についてはジャニーズだろうが何であろうが関係なく自分が世間知らずだっただけなのだが)
そんな私が軽い気持ちで足を突っ込んだ
ジャニーズ帝国
何だここは。楽しさだけで創られた楽園じゃなかったのか。しきたりの数が尋常じゃなさそうだぞ。
「ジャニーさん」という偉大なる皇帝の下
そのそれぞれの文明を必要とする民族たち。
ここだ。民族たち。
ここが大事だ。
まずこの民族たちに名前が付けられている文明が存在するのだ。
我が妹は小学4年生の頃からのちにハイフンと呼ばれる民族に属しているので、それだけは知っていた。しかしその他は全く知らなかったから3年前に一度ざっと調べたのを覚えている。
アラシック→うんうん嵐だからね!アラシックね!
図書委員→あら素敵///そう名付けられてたら自然としおらしくなりそう///
パーナ→約束するよ...チャンカパーナ(ほっぺグリグリグリグリィィィ)のやつね!響きも可愛い!
エイター→何らかの単語にerが付くと〜する人って英語で習った!そういう事じゃないとは思うけど、雰囲気的にそういう事ね!
俺足族→
へ??おれあ、えっ?族とは?何かここだけ毛色が違うような気が...
いや、違う。この帝国についこの前足を踏み入れたこの自分が勝手に違うような気がしているだけだ。それによく調べてみると、公式で呼ばれている訳でもなく、でも当の7人の彼等が全く知らない訳でもなく、宙ぶらりんの族のようだ。それに私はこれからこの民族に入れてもらう身分なのだ。
そう、入れて....
もらえない!!
そう、立ちはだかる壁.....
新規!!!
今となっては時間の経過と共に薄れてきた感覚だけど、当時はものすごく寂しい気分になったものだ。
私が属しようと足を踏み入れたこの文明は、文明開化(デビュー)するまで他の文明よりも時間を要しており、それまでに民族として属していなければ、一人前の民族として認めてもらうには相当な時間と努力を要するのだ。
今なお、この新規というくくりは何処から何処までなのか、分からないが、恐らく私は永遠に新規だと思うし今でも思っている。
しかしそれは当然だ。
今まで和服をピシッと決めて生活してきた民族の前に文明開化でいきなり洋服の集団が現れれば戸惑い、受け入れ難い存在とされるのも容易に想像できる。
新規の私が新規について考えても仕方がないので次に行こう。
ジャニーズJr.
私が「キスマイ」という文明の中で生活する民族となってからというもの、この文明に特化しているかによってジャニヲタと呼べるかどうかが決まるのではないかと考え始めている。
ジャニーズ帝国を知る前は、ジャニヲタと聞くとジャニーズのグループのファン=ジャニヲタだと想像していたけれど、その帝国の広さを知ってしまうと、簡単にジャニヲタと名乗る事は出来ないと気付く。
ジャニーズJr.について、私はほぼ無知だ。目黒蓮くんが最近めっきり大人っぽさに磨きがかかっていて、もう誰にも止められないくらいイイ男になるんじゃないかという事と、寺西が踊る18禁だということ、この2つは知っているが、それ以外は全くお手上げだ。
やっと題名に言及できるが、「ジャニーズJr.」という文明に疎い自分は、ジャニヲタではないのだろう。
では自分は一体何ヲタなのか。
そう、
横尾渉ヲタだ。