横尾さんは果たして人間なのか

まず初めに人類の尊厳を無視したかのようなふざけた題名をつけてしまった事をお詫び致します。

題名を見て「何を言っているんだ、こいつは正気か」と思われた方はスクロール禁物です。




「二次元に恋するって、この世に存在しない対象を好きになるって事でしょ?」というイヤミな言葉を今までたくさん見たり聞いたりしてきたが、だから何なんだ。誰にも迷惑かけずに自分の心の中で好き勝手妄想して何が悪い。


私の聖書、ギャグマンガ日和の中のキャラクター達は単行本の中で活き活きとしながら素敵なフレーズを矢継ぎ早に繰り出している。
最早出てくるキャラクター全員が私の先生と言っても過言ではないほどの存在だ。


冒頭から突然とんでもない方向へ話が逸れたので唐突に話を戻すが、いわゆる「現実の世界」で我々と同じ人間活動を営みながらたくさんの人々に笑顔を与える仕事をしている方々、アイドル。
彼等、彼女等に恋していれば、二次元では味わうことのできない「会話」であったりほんのちょっとした「ふれ合い」が出来るチャンスがあり、その点がありがたき事なのだなとは思う。


ただ、私はひねくれた思考を持ちがちなのでいつもこう思っている。
もしかして横尾渉も二次元的な存在なのではないか。



基本的に横尾さんを眺めるのはテレビ画面、スマホを通してだったり、雑誌であったり、ことごとく二次元だ。ここでまず、

横尾さんってもしかしたらただの幻想なのかもしれない。

と考え始める。



キリッとした切れ長の目、奇跡と言ってもいい程に綺麗な横顔、広い背中、抜群のスタイル、ここまで文字を並べている今も こんなに素敵な条件が揃ってるんだからやっぱりこの世に存在しないのではないか  と思っている始末だ。


MV撮影で後日談として「○月○日に朝の6時から深夜2時過ぎまで撮影していた7人は...」等と聞き自分があんな事やこんな事をしていたあの日に横尾さんはずっと仕事をしていたんだ...!!と分かることがある。

でもそれはあくまで後日談であり、自分の目で見て確かめた訳じゃないからこの時点でもまだ横尾さんは二次元的存在のままだ。




雑誌撮影で関係者さんからの「早朝からの撮影で眠そうにしていたメンバーもいざ撮影が始まると本番モードに切り替わり...」といった情報も、実際その関係者さんもどなたかも分からないからある意味二次元的存在だし、これでは二次元の連鎖のままだ。



ライブや舞台などで自分がその会場に実際に足を踏み入れ、いざとなり理性を失ったフリをしてしまえば触れてしまえそうな距離に横尾さんがいるという状況の時はどうか。
その時ばかりは
いた!
横尾さんいた!
動いてる!
生きてる!











とはなる。※但しそのライブの時間だけ



しかしライブも終盤を迎え、「俺たちの名前は〜Kis-My-Ft2!!」などのやり取りを終えるとステージ上からいなくなり、途端に目視できない環境へと帰ってしまうので、そこからすぐに二次元へと様変わりしてしまう。


しかも嫌なことにさっきの素晴らしく輝いていた横尾さんが人間なんてことはあるか!あんな人間どこ探したっていないぞ!と言った不信感まで抱いてしまうのだ。


夢のような時間も終わり、いつもの日常に戻ると「やっぱりこんなイケメンどこ探してもいないじゃん!!圧倒的に高齢男性のお客様が多いとかいうのは抜きにしたとしても、やっぱいないじゃん!!あの時に見た横尾さんはやっぱり幻想なんだ!」


といった具合にまた戻ってしまう。
ダメだ。なんて面倒くさい人間なんだ私は。
でもまぁ良いか。別に二次元に恋したって誰にも迷惑かけてないし、そんなの自由なんだからね。


おっとキスログ横尾さん更新されてる!
見よう。




「糸くずフィルター詰まりすぎ」



あっ、横尾さん、やっぱり人間だった