この時間が永遠に続けばいいのに

 

 

 

 

私が今まで大泣きしたのは、

 

小6の時に車どうしの交通事故に遭い、4歳の時に我が家にやってきてから父の洗車を手伝ったりし家族同然に思っていたアコードワゴンのバンパーがヘコんでしまっている状態を見た時、

 

 

それから、

 

 

チョッパーとDr.ヒルルクとのエピソードを全部見た時、

 

 

 

それから、

 

 

 

これから毎月こんな目に遭わなきゃいけないのかと女性特有の月のものに絶望した夜、

 

 

 

それから、

 

UTAGEで千ちゃんがピアノを披露し終わった直後に、中居くんが優しさをこめて背中をポンポンとしていたのをTVの前で目の当たりにした時、

 

 

 

 

 

20数年生きてきておいて、大泣きしたのはこれぐらいで恐らくけっこう少ない方だと思います。

そんなスッカスカな大泣きランキングではありますが、いきなり堂々第1位に食い込んできたお話をしようと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

とある日の夕方、いつもキスマイのCDを買っているお店でATSUSHIのソロライブDVDを買いました。

 

 

母がカレーライスを作っている最中、

呑気な娘は「DVD見るね〜」と視聴を始めました。

 

 

 

 

ATSUSHIと俊ちゃんが一緒に食事をし(萌)て、

その時にソロライブやるんだぁ〜という話を持ちかけ(涙)、

EXILEから俊ちゃんが抜けて10年経つ(早)という節目でもあったので、

ATSUSHIがオファーした(喜)事をきっかけに、

一夜限りのATSUSHIとSHUNが大復活(祝)

を遂げたという流れがあり、映像化に至ったものです。

 

 

 

 

 

2人は、SHUNがいた頃のEXILEの歴代の名曲をメドレー形式で歌ってくれました。

 

 

ATSUSHIと俊ちゃんでメドレーを考えてくれたそうで、TogetherやKiss you、carry onなどシングル曲だけでなく、DistanceやM&Aといったアルバムの名曲も盛り込まれて、ファンなら文句無しの大満足な内容でした。

 

 

 

 

母「あらぁ〜懐かしいね!」

母「この曲すごい覚えてる!」

 


SHUNの声が聞こえると、14年間の思いがたくさん溢れてきて、喋ると涙が出そうになるのでそのうち「うん」としか返事もできなくなってきました。

 

 

 

 

メドレーも折り返しまで来たところで、

 

 

 

母「カレー出来たよ」

 

母「カレー食べながら見るもんじゃないねこりゃぁ」

 

 

と言いながらも2人でカレーを食べながら鑑賞を続けました。

 

 

 

母「これは誰が見ても心にグッとくるね」

 

母「『アツシの為に来てくれたファンのみんな』だって、シュンちゃん....」

 

 

私「も〜〜〜〜ツラいねぇ」 

 

 

涙腺大決壊

 

 

 

 

アーティストのライブで感動して号泣するなんて、自分の性格からは考えられない話だったのに、さめざめと泣きました。

 

 

 

 

おもむろにティッシュを手に取り、そこからは母の前だけど少しも感情を我慢することもなくただただ流れ続ける涙を抑えずにATSUSHIとSHUNを見続けました。

 

 

 

 

「今日だけはEXILEのSHUNに戻ってくれ」とATSUSHIに頼まれ、それを快く承諾してくれた俊ちゃん。

 

 

 

自分の行動によってメンバーを傷付けてしまったのではないかと言うSHUNに、涙を流しながら大きい身振りで違う違うと伝えるATSUSHI。

 

 

 

 自分が出演して良いのか、みんなに受け入れてもらえるのかと心配していた事を話すSHUN。

 

 

 

 

 

ファンの想いは十人十色で賛否両論あると思います。

 

 

SHUNが抜けた事実はそのままに、AKIRAとTAKAHIROが加入した新生EXILEを全力で応援し、今更になって過去は振り返らなくて良いという方も大勢いると思うし、新生EXILEが好きという方も大勢います。

 

 

 

 

私の気持ちは「ありがとう」ただその一言に尽きます。

 

 

 

10年という年月を経て、俊ちゃんがATSUSHIのファンの前に登場するにはたくさんの葛藤や覚悟があったに違いないし、受け入れてもらえなかったらという恐怖心もたくさんあったはずです。

 

 

 

 

そこを全部背負って2人で歌う姿を見せてくれた事

 

 

 

EXILE時代の歌を当時と全く変わらない様子で歌ってくれた事

 

 

 

 その全てに「ありがとう」の思いでいっぱいになりました。

 

 

 

 

枯れる事を知らない涙の理由は、

「どうしてこの先、この次が無いの」

「それでもありがとう。10年前が最後だと思っていたから」

「この時間が永遠に続けばいいのに」 

 

 

 

これに尽きます。

 

 

 

 

 

 

 

 

出来ることならATSUSHIとSHUNが2人で歌っている姿をこの先も何度も見たいけど、叶わないのが現実だから、それならこの映像を最後の宝物として、大事に大事に見ていこう、そう決めました。

 

 

 

 

この先、いつ泣きの演技をオファーされるかもしれないので、その時に脳裏をよぎる映像ランキングNo. 1は間違いなくこの映像です。

 

 

 

こう言ってるそばから思い出しただけで目が赤くなってきました。

 

 

 

 

 

母「アツシ君はシュン君の事が大好きなんだねぇ〜。もうこんなに泣きながら歌うなら2人は早く付き合って、これからも一緒に歌ってればいいのにね」

 

 

 

 

〜完〜